伊勢原 社会
公開日:2020.02.28
漫画で学ぶ大山寺
笠原さんが市に寄贈
市内白根のカサハラ印刷(株)の笠原清隆会長=人物風土記で紹介=がこのほど、大山寺誕生の物語を描いた漫画『相模伊勢原 大山寺誕生物語』を刊行。市内小中学校に100部寄贈した。2月10日には寄贈式が市役所で行われ、高山松太郎市長から感謝状が贈られた。
物語は、相模国・国司太郎太夫時忠の子・良弁が、赤ん坊の時に金の鷲にさらわれ、両親が捜索した末に奈良の都で僧侶になっていた良弁と再会。聖武天皇の了解で良弁が大山寺を開いたというもの。
『定本 大山寺縁起絵巻上・下』(著者・川島敏郎氏)をもとに笠原さんが構想を練り、田中のりお氏に作画を依頼。1月に完成した。笠原さんは「大山寺誕生の物語を子どもたちに知ってもらえたら」と話すと、高山市長は「とても読みやすかった。多くの子どもに読んでもらいたい」と答えた。漫画はB5サイズで70頁。600部製作された(定価700円)。問合せはカサハラ印刷【携帯電話】090・7947・0011笠原さんへ。
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