新型コロナウイルスの感染拡大を受け、伊勢原駅南口のパチンコ店「エールいせはら店」(濱田進啓代表取締役)は、高い除菌力を持つ「次亜塩素酸水」を一般家庭や事業所などに無料で配布している。
次亜塩素酸水は、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの除去に効果があるとされる。厚生労働省の食品添加物に指定されていて、食材や機械、機器等の洗浄消毒のほか、手洗いなどにも用いられている。
同店では、店内の消毒を定期的に実施。現在、従業員にはマスクと手袋の着用を徹底している。このほど、次亜塩素酸水の生成装置を新たに購入。新型肺炎の感染拡大防止や、不足する消毒液を買い求めてお年寄りが並んでいる姿を見て、同店では無料で希望者に配布することを決めた。
2月14日から店内をはじめ、駅前での配布も行い、これまでに200mlのペットボトル約800本を手渡した。
また、これまでに同店が加盟する大原町商和会や、青年会議所、老人会などでも呼びかけ、1日あたり20リットルほどが配られているという。
空のペットボトル持参
無料配布は、桜台1の4の31(駅南口いせはらcoma裏)の店舗で、当面の間実施する。受け取りの際には、フィルムをはがして中を洗った空のペットボトルを持参。従業員に「除菌水の配布の件」と伝えれば、その場で対応してもらえる。時間は午前10時から午後6時。同店では新型コロナウイルスの対策や、次亜塩素酸水の使い方などをまとめたチラシも作成し合わせて配っている。
濱田代表取締役は「伊勢原から新型肺炎の感染者を出したくない。遠慮しないで除菌水を取りに来て頂き、ご家庭などで使っていただければ」と話している。
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