伊勢原市は3月25日、新型コロナウイルス感染症防止対策の強化を図るため実施していた、市主催イベントの中止や、公共施設の一般利用中止を3月31日までから4月30日(木)まで延長することを発表した。
一般利用ができない施設は、市立図書館や子ども科学館、市民文化会館、各公民館などの屋内施設。一方、4月1日から総合運動公園自由広場やいせはらサンシャイン・スタジアムなどの屋外施設の一般利用を再開した。
市は3月25日、新型コロナウイルス感染症対策のための臨時会議を開催。3月19日に発表された国の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が出した感染拡大のリスクを高める環境(【1】換気の悪い密閉空間【2】人が密集している【3】近距離での会話や発声が行われる、という3つの条件が同時に重なった場所)に当てはまらないとして、4月からの屋外施設の利用再開を決めたという。
屋外施設利用に関しては、市ホームページで「こまめな手洗いや咳エチケットなどの感染予防対策の徹底」「飛沫感染防止のため、声援等はなるべくは控えること」「多数の人が集まる密集場所や間近で会話する密接場所ができないようにする」などを呼び掛けている。
また、専門家会議が示した「多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例」が閲覧できるようにしている。
4月末までイベント原則中止に
市主催のイベントも4月30日まで原則中止または延期することを発表。イベント以外でも不要不急のものや高齢者や妊婦などが対象のもの、飲食が伴うものは中止または延期を検討するとした。
期間中屋内公共施設の一般利用はできないが、自治会などの会合や、休止によって利用できなくなった利用料金の返金業務などの事務手続きは受け付けているという。市健康づくり課の担当者は「市民の健康と安全を第一に考えて決定した。ご迷惑をおかけするが、ご協力をお願いしたい」と理解を求めた。
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