市内三ノ宮の「心敬塚」記念碑の敷地内に、教育委員長などを歴任した故・堀江政伸さん宅に伝わる「綴連句」の解読碑が建立された。
心敬塚記念碑は、室町時代の連歌師、心敬が晩年を伊勢原で過ごした史実や足跡を後世に伝えようと、伊勢原連句会(大津博康会長)や比々多観光振興会(永井治子会長)が中心となって昨年3月に建立。2年前に亡くなった堀江さんが発案者で、この計画に深くかかわったことから、堀江家に古くから伝わる綴連句を彫った碑も同時に設置していた。
しかし、旧字体で書かれた綴連句が分かりにくいことから、心敬塚記念碑も施工した日向の(有)秋山安太郎石材(秋山良次代表取締役)がこのほど、現代仮名遣いに置き換えた解読碑を隣に設置。白と黒の御影石を採用し、幅90cmで高さは150cm。下段には解説文も入っている。
大津会長は「名所としてますます生きてくると思う」と話し、永井会長は「この場所が知識と景勝の地になれば」と期待を寄せた。
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