伊勢原高校女子バレーボール部(中坂慎次郎監督)が来年1月5日から東京体育館で開催される全国大会、全日本バレーボール高等学校選手権大会「春高バレー」に出場する。同部の春高出場は3年ぶり18回目で、初戦は2日目の1月6日(水)、誠英と大阪国際滝井の勝者と対戦する。
神奈川県予選会は、決勝に残った2校が全国へ駒を進めることができる。同予選会は11月から県内各地で行われ、県内から159校が出場した。
初戦から順調に勝ち進んだ同部だったが決勝で市立橘に敗れ準優勝。市立橘とともに県代表として春高に臨む。
コロナ禍での自主練習
4月から3カ月間全体練習ができなかった同部。自粛期間中は各自でトレーニングを行い、リモートによるオンラインミーティングでポジション別にグループワークなどを行っていたという。
チームキャプテンの鈴木歩美さん(3年)は「当たり前の日常がなくなり、皆でバレーがしたい気持ちが強かった。限られた練習しかできない中で、自分たちにできることをやってきたことが結果につながった」と話す。中坂監督は「自粛明け、思っていたより皆がパフォーマンスを維持できていて驚いた。トレーニングの仕組みや栄養学などを学び、継続性も身についた」と話す。
部員数37人の同部。レギュラーの平均身長が162・4cmと高さで他のチームに劣るため日頃からボールを「落とさない」意識をもち、ブロックのフォロー練習でカバーの意識を高めているという。
ゲームキャプテンの金光真鈴さん(3年)は「無観客を楽しんで思い切ってプレーしたい」と意気込む。マネージャーの小俣咲月さん(3年)は「試合ができることに感謝し、一秒でも長くプレーできるよう支えたい」と話した。
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