成瀬中学校(今井伸尚校長)の保護者有志が3月11日に行われた卒業式を撮影し、卒業生の保護者限定でYouTubeで配信した。
コロナ禍で参観日もなく、卒業式も保護者1人の出席であることなどから、同校PTAでは、出席できない生徒の家族に子どもたちの様子を見てもらいたいという思いから、3月の初めに動画での配信を企画。PTA本部役員や保護者の有志6人で企画を進めた。
当初はライブ配信を検討してきたが、学校側との打ち合わせの中で、個人情報保護の観点などからライブでそのまま流さず録画にし、学校長がチェックした上で映像を配信することで学校から了承を得た。
動画は1時間14分で、体育館の後方から全体を撮影。入場から校長、PTA会長らのあいさつ、卒業生代表の言葉、合唱の様子などを収めた。
企画を主導したPTA副会長の所亜矢子さんと秋元身和子さんは「初めての取り組みで試行錯誤だったが、動画配信が『成中モデル』として他の学校にも広まってくれたら」と話す。PTA会長の鈴木行人さんは「大人がそれぞれの得意なことを生かして作り上げた作品を見て、子どもたちが個性を生かす可能性を感じてもらえたらうれしい」と思いを語った。