伊勢原市が認定する、いせはらシティプロモーション公認サポーターの動画製作プロジェクトチーム、MagicLabo(水越達也代表)が、伊勢原市内をメインロケ地にしたオリジナル恋愛ドラマ「恋は秘密で出来ている。」を制作。現在市公式YouTubeチャンネルで視聴できる。
市内神戸在住の水越さんは、比々多小、山王中、秦野総合高校を経て現在、東京工芸大学芸術学部映像学科の2年生。昨年からのコロナ禍で大学が休校になり、思うように学ぶことができない中で、大学の仲間と「自分たちで何か発信できないか」と考え、オリジナルドラマの制作にたどり着いた。
ドラマは水越さんと友人が参加する同じ大学仲間の動画製作チームと共同で制作。20人ほどの撮影スタッフや役者のほとんどが学生で、水越さんは撮影場所の交渉や事前準備など、裏側から支えるプロデューサー的な立場で携わった。
ドラマは、塾のクラスメイトである男子に、密かに思いを寄せる女子高校生の揺れ動く心を描いた恋愛物語。撮影は、コロナ禍ということもありロケ地選びから難航したが、水越さんが「伊勢原でドラマを撮影し、市をPRしたい」と市担当課に相談したところ、ロケ場所の提供や協力店舗の紹介を得ることに成功した。水越さんは高校3年生の時、「何かを世間に発信したい、生まれ育った自慢のまちをもっと多くの人に知ってもらいたい」と一人でMagicLaboと称して、公認サポーターに登録。自ら撮影・編集した道灌まつりの様子を、市公式YouTubeチャンネルなどに投稿している実績があることから実現した。
思い出の場所で撮影
撮影は市役所や竜神通りのほか、伊勢原駅や子ども科学館など、水越さんが大切にしたい子どもの頃からの思い出がつまった場所にこだわり、今年1月から約3カ月かけて撮影。このほど完成した。水越さんは「専門知識がない中、手探りで始めたが、多くの人の協力で予想以上の良い作品ができた。コロナで動けない同世代の人に、前に進もうとするやる気があれば、学生でもできることを感じてもらえたら」と笑顔で話した。また「次は、日本遺産である大山を舞台にした作品も作りたい」と意欲を見せた。
![]() ドラマの1場面(子ども科学館前)
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