防災動画の一場面
伊勢原市中央公民館がこのほど、施設利用者に向けた防災動画を作成。現在市公式ホームページやＹｏｕＴｕｂｅ市公式チャンネルで閲覧できる。
新型コロナウイルス感染症の影響で、集まっての避難訓練が難しくなっていたことから、訓練に代わるものとして同館が企画したもの。
動画は公民館利用時に火災や地震が発生した時に、どのような行動をとったら良いかなどを分かりやすく紹介している。作成に協力したのは、同館を活動拠点にしている市民サークル、悠遊会（加藤利子代表・75）のメンバー。市内の街並みや自然を撮影し、その記録編集を行う活動をしているサークルで、現在９人が在籍。年に２回の上映会などを行っている。
作成した動画は、３分36秒で、撮影では職員と共に同サークルのメンバーがアイデアを出しながら避難する利用者役を演じたほか、動画の編集も行った。
加藤代表は「長年公民館を利用してきて、何か役に立つことができればと考えていた。災害時に慌てないように、多くの利用者に見ていただければ」と話している。
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