伊勢原市内で、葉ニンニクの出荷が最盛期を迎えている。
葉ニンニクは、鹿やイノシシなどの鳥獣被害を受けにくいことや、軽量で収穫や出荷の際の労力軽減になることから、JA湘南の野菜部会8戸が特産化をめざして2019年から生産を開始。JA担当者が栽培講習や土壌診断などのアドバイスを行うなど、技術向上を図ってきた。
JAの担当者によれば、今シーズンは2月中旬までJA直売所の、あふり〜な伊勢原店と同比々多店や、県内の市場へ約800kgを出荷する見込みで、出荷量は昨シーズンの約2倍を計画しているという。
市内池端の露地・ハウス合わせて約2アールで葉ニンニクを育てている酒井孝直さん(50)は、季節ごとに旬の野菜を育てていて、2019年から冬場に葉ニンニクの栽培を始めたという。酒井さんは、「虫が付きにくく、比較的育てやすい。ニンニクほど臭みが強くなく、ニラやネギをイメージしてもらえばわかりやすい。寒い日に鍋やスープに入れて食べるのがお勧め」と話す。
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編集室からお知らせ4月25日 |
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