多年にわたり交通安全のために献身的な尽力をし、交通事故の防止と交通秩序の確立に貢献したとして、市内小稲葉在住の柏木貞俊さん(58)がこのほど、交通栄誉章緑十字銀章を受章。2月21日に伊勢原警察署で表彰式が行われた。
同章は、交通安全活動の功労者に対し、功績に応じて、緑十字金章、銀章、銅章を警察庁長官と全日本交通安全協会会長の連名で表彰。銀章は今回県内で23人が選ばれ、市内では柏木さんが唯一受章した。
金、銀章は例年、交通安全国民運動中央大会で功労者に対して表彰が行われるが、今年は新型コロナウイルスの影響で大会が中止となった。
柏木さんは伊勢原安全運転管理者会の会長を約10年前から務めている。同会は、自動車を5台以上持つ約150の事業所などが会員となり、各事業所における交通ルールの遵守・交通安全の徹底や市内交通安全のために、警察や市、交通関係団体、市民らと連携し、交通安全のための啓蒙活動を行っている。
受章に対して柏木さんは「活動に協力してくれている皆さんのおかげ。この受章が、日ごろから市内で朝の見守りなど、草の根的な交通安全活動をしてくれているボランティアの皆さんなどの励みになればうれしい」と喜びを語った。
植松宏文伊勢原警察署署長は「長年にわたり企業の安全運転管理者を通じ、市民の安全確保のため、公私を問わない尽力による多大な功績が全国的に認められた結果。署は今後も協力を一層深めて交通安全対策を推進していきたい」と話した。
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