新型コロナウイルス「第7波」による感染拡大が猛威を振るう中、県内では7月20日に1万1443人となり、1日当たりの感染者数が初めて1万人を超えた。伊勢原市内でも急激に感染が広がっている。。
新型コロナウイルスのオミクロン株のうち、感染力が強いとされる派生型「BA・5」への置き換わりにより、市内でも7月に入り新規感染者数は前週比から倍増が続いている。
市内感染者は6月22日から28日は71人、29日から7月5日は137人、6日から12日は321人、13日から19日には597人となった。1日あたりの感染者数では7月14日に112人、15日が124人、16日には111人と100人超えが続き、20日には123人、22日には144人の感染が確認された。
7月1日から22日までの年代別感染者の割合は10代が最も多く約18・4%、次いで20代の16・3、10歳未満・40代の約15%、30代約14・7%、50代約8・6%、60代・70代が約4・8%、80代が約1・8%、90代が約0・2%と年代が上がるほど感染率は減少傾向にある。このうち約99・7%は軽症だった。
市では現在、感染症対策として4回目のワクチン接種を進めており、7月2日からは集団接種もスタートしている。3回目接種から少なくとも5カ月以上が経過した60歳以上の人、18歳から59歳で基礎疾患を有する人、その他重症化リスクが高いと医師が認める人が対象となる。1回目から3回目接種も引き続き行っている。
健康づくり課によるとワクチンの効果は、時間の経過とともに徐々に低下していくとし、「感染拡大防止及び重症化予防の観点から追加接種が推奨され、特に高齢者や基礎疾患を持つ方が重症化しやすいことが明らかとなり、4回目接種で高い重症化予防効果が得られると確認されている」と話す。さらに「接種による効果と副反応等のリスクを理解した上で、接種を希望する方は、早めの検討を。また、3回目のワクチンを接種されていない方も、接種を検討してほしい」と同課では話している。問い合わせは同課【電話】0463・92・1117へ。
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