自修館中等教育学校の生徒16人が5月13日、市内石田の大門ひろ子さん宅で、茶道などの日本の伝統文化を学ぶ体験教室に参加した。大門さんは、煎茶道黄檗弘風流家元総師範、茶道裏千家教授でもある。
同校では、「土曜セミナー」と題した課外活動を取り入れていて、教室はこの一環。日本の伝統文化を知ってもらおうと、大門さんが2001年から続けている。
公募で集まった中1から高2の生徒は、これまでの体験会とは異なり16人中10人が男子生徒。当日は3グループに分かれて、抹茶や煎茶、和菓子の食べ方などの作法を体験、茶道で用いる道具などの解説を受け、熱心に聞き入っていた。
中1の妹とともに参加した岸田理玖さん(高2)は「以前、剣道を習っていたが、茶道は作法が多く、奥深さを感じた。初めてだったがお茶を楽しむことができた」と感想を述べた。
大門さんは「皆さんからの質問も多く、積極的に体験してくれて嬉しかった。茶室の入り方、頂き方を十分に体験できたと思う」と語った。生徒からは「すごく楽しかった」「貴重な体験」「またぜひお願いしたい」などの声が聞かれた。
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