市内池端で加藤花園を営む加藤重治さん、京子さんの田で、酒造好適米「五百万石」の刈り取りが行われた。これは同園の三上繭さんと厚木市の黄金井酒造、地域おこしなどの事業を行う「TSUMIKI」(酒井淳旦郎代表)が連携した「厚木・伊勢原酒米プロジェクト」の一環。
今年6月に同園の約40アールの水田で田植えを実施、これまでに雑草の除去などを行いながら収穫を迎えた。
三上さんは「今回は比較的栽培しやすいとされる五百万石に挑戦し、順調にここまできた。来年以降も機会があれば別の品種にチャレンジしたい」と語った。
参加者らは軍手をはめ、鎌を用いて、慎重に作業を進めた。当日は小金井酒造の黄金井陽介専務取締役、飯塚栄治醸造長や関係者はじめ、地域住民ら約20人が参加した。あいにくの天候のため、一部を手作業で刈り取り、残りは後日コンバインで収穫された
飯塚醸造長は「2月から3月に仕込みを行い、4月ごろには伊勢原市や厚木市の酒店などで販売する予定」と話した。
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