伊勢原警察署(小下光一署長)が12月19日、伊勢原市山岳救援隊(吉川明夫隊長)に感謝状を贈呈した。
これは同隊が山岳遭難事故防止に伴う啓発活動に尽力し、事故発生時に豊富な知識と経験を遺憾なく発揮し救助活動に貢献したことを称えるもの。吉川隊長は「警察と消防の後方支援を行っている。そうした日頃の活動が評価されて嬉しい」と話し、小下署長は「日頃の協力に感謝している。登山客が増え、事故も多い中、警察署と一体となって、また来たいと思われる大山にしていきたい」と謝辞を述べた。
日本初の民間山岳救援隊
同隊は1999年に発足。出動に対して費用を求めない、日本で初めての民間ボランティア組織として活動が期待されてきた。現在22人が在籍し、要請に応じている。
事故発生の際に、消防署からの出動要請を受け出動する同隊。「革靴で登山に来る人もいるが、軽装での登山は危険なのでやめてほしい」と注意を呼び掛けている。
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