野球チーム「BIG MOUNTAIN」(鈴木克己代表、磯崎政広監督)の創立50周年記念式典と祝賀会が1月28日、大山の旅館上神崎で開催され、メンバーやOB、関係者が節目を祝った。式典では新ユニフォームのお披露目なども行われた。
同チームは大山エリアの若者たちが定期的に開催していた集会で地域のために何かできないかという話し合いがきっかけで誕生した。初代監督を務めた磯崎敬三さんによると「大山は大きな山だからBIG MOUNTAINにしようと提案したらみんなが賛成してくれた」と当時を振り返る。1973年に伊勢原市野球協会に登録加盟、約20人でスタートした。
メンバーは大山阿夫利神社の氏子青年部としても活動し、正月の餅つきに協力するなど、多彩な活動を行ってきた。また、地元有志らとともに結成された大山阿夫利神社秋季例大祭の保存会である阿夫利睦の前進にもなっている。
チームは、白と赤のストライプで胸にB MOUNTAINの文字を刻んだユニフォームを作り大会に初出場するも、0対16の大敗を喫した。「あの時の悔しさは今でも忘れられないですね」と磯崎さん。その後、戦力の補強や練習を重ね、徐々に力を付けていったが、CクラスとBクラスをいったりきたりという状況が続いた。
高校時代から同チームに所属し、2005年に代表となった鈴木さんによると、「試合当日のメンバー集めがとにかく大変だった。選手がそろわず不戦敗になったこともある」と話すが、苦しい時も常にチームを支え続けてきた。転機となったのは11年、高部屋少年野球チームで一時代を築いた選手たちが加入すると15年にBクラスで優勝し、Aクラスに昇格。その3年後の18年にはAクラス初優勝を達成した。これまでにAクラス優勝3回、3回の準優勝を成し遂げている。
新ユニフォームを披露
旅館上神崎で開催された式典には現役メンバーやOBなど35人が参加。来賓には初代監督の磯崎さんやOBでもある大山阿夫利神社の目黒仁宮司も出席し、結成50周年を祝った。当日は、赤を基調に左肩が緑、胸にBMの文字が入った新ユニフォームが披露された。
鈴木代表は「Aクラスを維持して、チャンスがあれば上部大会も狙いたい。だが、勝敗以上にみんながしっかり集まれるようなチーム作りをしていきたい」と今後の抱負を語った。磯崎さんは「50年続くのはすごいこと。これからもチームワークよく、いろんな業種の人たちが力を合わせて大山のために頑張ってもらいたい」とエールを送った。
![]() 2018年にAクラスで初優勝
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