伊勢原小学校1年生の斯波旺希くん(7・板戸在住)がこのほど、実用英語技能検定(英検)の準2級に合格した。
英検準2級は「高校中級程度」とされるレベル。リーディング、ライティング、リスニングを評価する一次試験が1月21日、会話能力や発音などのスピーキングを評価する二次試験が2月25日に行われ、二次は一次試験に合格した人だけが挑戦することができる。
3月5日にインターネット速報で結果発表が行われ、母親のちひろさんから合格したことが伝えられると「受かったあ、うれしい」と喜びをあらわにした。ちひろさんは「少しずつ積み重ねてきたものが形になってよかった」と話す。
旺希くんは海外での生活や英語教室などに通った経験は一切なく、現在はスイミングとロボットクラブに通っている。「明るく元気で、ブロックや戦うフィギュアが大好き。自分でロボットのおもちゃを作ったりするごく普通の男の子」とちひろさん。
英語に関してはちひろさんが英語の絵本の読み聞かせを行ったり、歌や朗読のCDなどを遊んでいる最中に流したりするなど、幼いころから生活の中に英語が溶け込んでいた。姉のこころさん(3年)も小さいころから英語に触れてきており、昨年6月に準2級を取得している。姉の影響もあり、旺希くんは生まれてすぐに英語に親しみやすい環境にあった。
旺希くんは幼稚園時代に英検5級と4級、小学1年の6月に中学卒業レベルの3級に合格していた。普段から英語の本を読み、字幕なしの外国映画などもよく見ているといい、映画はレゴムービーやアベンジャーズシリーズ、洋書はスパイダーマンがお気に入りだとか。「人を助けるところや戦うところ。動きがかっこいい」と旺希くん。得意な教科は図工、体育と算数で「将来はロボットの研究者になりたい」と話す。
「次は2級にチャレンジして、5年生までには1級に合格したい」と旺希くんは目を輝かせながら語った。
|
<PR>
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|