神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例により毎年10月11日から20日は「安全・安心まちづくり旬間」とし、神奈川県内各地で効果的な安全・安心なまちづくりが推進されている。
伊勢原市でも、この運動に合わせてまちづくり旬間の初日に伊勢原駅北口・南口・自由通路で市民のさらなる防犯意識を高めようと街頭啓発キャンペーンが実施された。
同キャンペーンは伊勢原市防犯協会(萩原鉄也会長)が主催、伊勢原警察署、市防犯指導員部会、伊勢原警察署地域防犯連絡所連絡協議会、市女性防犯ボランティアの会、産業能率大学学生ボランティアが協力して実施された。
当日は約30人が参加。あいさつに立った市防犯協会の萩原会長は参加者らに感謝を述べ「このキャンペーンをきっかけとして地域や団体などで防犯対策の重要性を話していただき、防犯意識の輪を広げてもらえれば」と話した。
伊勢原警察署によると今年1月から9月までの管内の刑法犯認知件数は前年比38件増の308件、「オートバイ盗や器物損壊などが増えている」とし、特殊詐欺については前年から5件減の9件だったが被害総額は4000万円を超え、自動音声によるものや有名人を騙った投資詐欺などが増えているという。同署では「皆様の協力が非常に大事。本日のキャンペーンでもまちの人たちの防犯意識を高めるためにお力添えをいただきたい」と話した。
キャンペーンでは「振り込め詐欺に気を付けましょう」「外出時は少しの間でも鍵をかけましょう」と呼びかけながら特殊詐欺防止チラシや除菌シートなどを配布した。
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