伊勢原市LINE公式アカウントが12月2日(月)午前10時からリニューアルする。「保護者と小中学校との連絡」や「郵送による各種証明書の請求」がLINEで行えるようになり、子育て世帯に向けたメニューも追加する。
「保護者と小中学校との連絡」では、これまで電話や連絡帳などで行っていた欠席・早退・遅刻の連絡がLINEで行えるようになり、学校から保護者への連絡も紙プリントに代わってLINEで行えるようになる。
市教育指導課によると、これまでは欠席などの連絡は近所に住む児童に連絡帳などを手渡して学校に届けてもらっていたという。
同メニューは児童が通う学校に事前登録し、パスワードなどで保護者と教職員のみが利用できるように配慮する。スマートフォンやインターネット環境の有無などもあることから、これまで通りの手渡し方法と併用して連絡を行う。また同課では「先行運用している学校の保護者、教員の双方からも好評の声を聞いている。小学校と中学校では部活動など活動環境が違うため、さらなる見直しも検討していく」としている。
伊勢原小学校では11月1日から先行して運用していて、12月以降に中沢中学校、成瀬中学校で開始。2025年度中に市立小中学14校すべてで運用を予定している。
マイナンバーと電子決済を利用
これまで郵送していた「住民票の写し」や「戸籍関係の各種証明書」などの各種証明書の請求が、マイナンバーカードによる個人認証を利用し、LINEで申請から証明書の手数料、返送切手代の決済までが可能になる。
子育て家庭支援メニューを追加
「子育てメニュー」を追加し、子育てに必要な情報を集約。子育てイベントや妊産婦・乳幼児教室などの情報を入手しやすいようにメニュー構成を刷新。児童手当や保育施設などの申し込みのほか、各種教室や相談予約がLINEで出来るようになる。会見で萩原鉄也市長は「今後もさらに様々な機能を追加し、市民の暮らしが便利になるよう、取り組んでいく」と語った。
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