寒い季節に可憐な花を咲かせ、ガーデニングや寄せ植え、ギフトとしても人気の高いプリムラ・ジュリアンの出荷が市内池端の加藤花園(加藤重治代表)で12月14日から始まり、同園では作業に余念がない。
花言葉は「青春の喜びと悲しみ」。花弁はハート型で、色は赤、白、ピンク、紫、黄色など多彩、一つの株から次々と花を咲かせる。コンパクトな草丈と開花期間が長いのが特徴。寒さにも強いので、冬の庭やベランダの彩りとして、また鉢植えとしても人気で室内でも楽しめる。
同園で栽培するプレミアムスイーツコレクションは、色によって「プリンアラモード」「いちごのミルフィーユ」「ピーチフロマージュ」「マスカットのジュレ」「ブルーベリームース」などのほか、バラ咲きなど4シリーズ15〜16色と実に鮮やか。
約1300平方メートルの温室では花が最もきれいな状態で出荷できるよう家族総出で、丁寧に作業が進められている。
25年以上前から食用のエディブルフラワーに取り組んできた同園では「スタートがジュリアンだったんですよ。食用花としても非常に人気が高い」と加藤京子さんは話す。プリムラ・ジュリアンは香りがよいことからサラダや冷製スープ、スイーツなどにも多く利用されている。
約1万鉢を栽培する同園では「2年ぶりに取り組んでいるが、今回は非常によいでき」と太鼓判を押し、「クリスマスのギフトはもちろん、バレンタインデーやひな祭りにもおすすめ」と語る。
購入後は「寒い時は室内に移し、1日から2日で土が乾いたら水をあげるようにしてほしい」と同園。
同園で栽培されるプリムラ・ジュリアンは都内や県内市場へ出荷されるほか、市内ではJA湘南あふり〜な伊勢原店などで販売、ECサイトからも購入できる。
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