年の瀬を迎え、2024年も残り5日―。市長選挙や衆院選、スポーツや文化・芸術面での若者の躍動が際立った伊勢原の1年を紙面で振り返る。
【1月】はたちの集いがコロナ禍以前の一堂に会する形式で実施。能登半島地震を受け、消防出初式を縮小規模で開催、一斉放水も無色。下糟屋地区の「伊勢原市東部第二土地区画整理事業」が完成し、記念式典を開催。
【2月】「レーヴェ横浜」の古里健選手がドバイで開催された「FIFAビーチサッカーワールドカップUAE2024」日本代表に選出。市が当初予算を発表、総額は3年連続過去最大となる639億9400万円。向上高校チアダンス部がチアダンス世界大会で総合優勝を果たし、世界一の称号を手にした。
【3月】「第49回全日本バトントワーリング選手権大会」に竹園小5年の植木莉愛さんと3年の望華さん姉妹が揃って出場。24年の歳月を経て県道603号が全線開通。
【4月】市は、ごみ減量化を目的に草木類を集積所で分別収集する取り組みを開始。石田自治会が創設100周年を迎え式典を開催、記念誌「100年のあゆみ」も配布。
【5月】自修館中等教育学校4年の添田裕樹子さんが第11回高校生直木賞の全国選考会に出場。第10回記念いせはら芸術花火が開催、初夏の夜空に大輪の花が広がった。伊勢原高校3年の三島遼大さんがフィンスイミング日本選手権でユース日本記録を樹立。
【6月】大山小学校が創立150周年を迎え記念の祝賀を開催。第15回県ユニカール大会で伊勢原市ユニカールクラブが初優勝。市公式インスタグラム「伊勢原びより」のフォロワーが開設11カ月で1万人を突破。
【7月】伊勢原大神宮の花の市、市商工会青年部主催の大納涼祭りが盛況。市内小稲葉出身の眞野秀成選手がパリ五輪競泳男子800mリレーに出場し、日本代表の7位入賞に貢献。
【8月】女声合唱サークル「コール高森」が関東支部大会で優秀賞に輝き、全国大会出場。台風10号の影響で国道246号新善波トンネル伊勢原側で車両2台が巻き込まれる土砂崩れが起こり、大渋滞が発生した。
【9月】伊勢原市長選挙が行われ萩原鉄也氏が当選。伊勢原平成ロータリークラブ主催の「スポGOMI大会」が初開催され、駅周辺で100kgを超えるごみを収集。
【10月】「第57回伊勢原観光道灌まつり」と「第50回商工まつり」が開催され、約28万人が来場。「第50回衆議院議員選挙」が行われ、立憲民主党の後藤祐一氏が当選、自民党の義家弘介氏は落選となり、自民は09年の政権交代以来、伊勢原と厚木で議席を失った。
【11月】大山阿夫利神社下社と大山寺の紅葉ライトアップが20年目を迎え、多くの人でにぎわった。JICA海外協力隊2024年度2次派遣としてガーナで活動する田中厚好さん(板戸)、萩原市長を表敬。
【12月】市LINE公式アカウントがリニューアルし、学校連絡や各種証明書などの請求が行えるようになった。「世界で最も影響力がある100人」に選ばれた上野千鶴子氏が文化会館で講演。BigbangやK―1グループで激闘繰り広げ、4冠に輝いた谷山俊樹選手(谷山ジム)の引退セレモニーが横浜武道館で行われた。