伊勢原高等学校女子バレー部(中坂慎次郎監督)は5月13日、平塚総合体育館で行われた「平成30年度関東高等学校バレーボール大会・神奈川県予選」で3位に入賞し、関東大会への切符を手に入れた。同部の関東大会出場は通算で40回目となり、県内でも最多出場。関東大会ではベスト4をめざす。
神奈川県予選は各地区予選を突破した60校により競われた大会。上位8チームが6月1日(金)から群馬県のALSOKぐんまアリーナほかで行われる関東大会に出場する。
第3シードとして出場した伊勢原高校は2・3回戦と準々決勝の東海大相模をストレートで破り関東大会への出場権を獲得した。準決勝では三浦学苑と対戦。最終セットでは5度のマッチポイントを迎えるも攻めきれず、32対30で惜敗。進んだ3位決定戦で市ヶ尾を破り、3位に入賞した。優勝は三浦学苑。キャプテンの川端向日葵さん(17歳)は三浦学苑戦を振り返り「40回の出場は嬉しいが悔しい」とひとこと。
今年の伊勢原高校は3年生主体の『攻めて勝つ』チーム。フィジカルが強く馬力もあり、攻め続けられる機動力がウリだ。関東大会では「1本目をエースに任せてリズムを作っていきたい。身長は無いがシンクロバレーで攻めていきベスト4をめざします」と川端さんは雪辱を誓った。またセンターを務める服部優香さん(17歳)は山王中出身。チームのムードメーカーでもある。「試合ではみんなに声を掛けて盛り上げていきたい」と話す。
同部は40人と県内でも有数の大所帯。マネージャーの足利優月さん(17歳)は「練習でも試合でもチームを支え、応援では会場全体を盛り上げて伊勢原旋風をおこしたい」と笑顔で話した。
初戦は東京都代表の文京学院大女子。中坂監督は「40回の出場は歴史と伝統で積み上げられたもの。神奈川をリードする高校のひとつとして、過去最高の結果をめざします」と力強く話した。
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