「平成30年度全国高等学校定時制・通信制体育大会」(主催/(公財)全国高等学校定時制通信制教育振興会ほか)がこのほど閉幕し、伊勢原高等学校・定時制(広瀬邦彦校長・82人)に通う霜島優音さん(3年)が女子バドミントン団体、岩渕充貴さん(2年)が陸上・男子800mで優勝に輝いた。
全国高等学校定時制通信制体育大会(以下「定通大会」)は、陸上や自転車、サッカーなど11種目が都道府県対抗で競われる定時制・通信制高校生のスポーツの祭典。
伊勢原高校定時制では、霜島さんが女子バドミントン団体、岩渕さんが陸上・男子800mでダブル優勝を獲得した。
バドミントン
8月16日から19日に小田原市の小田原アリーナで行われた定通大会第20回バドミントン大会。
3年連続の全国大会となる霜島さんは、神奈川Aチームのダブルスとして出場。初戦の長野から決勝の福岡までの5試合すべてを2―0のストレートで勝利し、優勝への原動力となった。霜島さんは「キツイ練習を頑張って、大会で成果が出ました。団体戦5人の力があって勝てたもの。大事な思い出になった」と笑顔で話す。
霜島さんがバトミントンを本格的に始めたのは中学から。高校でも、ほぼ毎日練習を欠かさない。現在同部は3年生1人、2年生3人の4人で活動し、次は11月の引退試合。「卒業しても厚木リーグなどでバトミントンを続けます」と話した。
陸上
8月10日から12日まで東京都の駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われた定通大会第53回陸上競技大会。
岩渕さんは自己ベストを更新する1分59秒71で800mを優勝。また1500mでも4位に入る快走を見せた。準決勝で力が出せず、周囲の期待に応えたかったと臨んだ決勝。「ベストタイムで優勝できて嬉しかった」と喜ぶ。
社会人チームでサッカーをしているという岩渕さんが陸上を始めたのは高校2年から。「来年は2連覇。1500mでも1位を取りたい」と力強く話した。
|
|
<PR>
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>