伊勢原高校の女子バレーボール部とライフル射撃部の3人が、このほど県内各地で行われた県予選会で好成績を収めた。これにより女子バレーボール部はきょう5月31日(金)から千葉県内で、ライフル射撃部は6月8日(土)から埼玉県内で開催される、それぞれの関東大会への出場権を手にした。
女子バレーボール部は5月11日・12日に行われた県予選でベスト8に入賞し関東大会への出場を決めた。
各地区予選を突破した60校によって競われた県予選。伊勢原高校はシードで出場し、2回戦の相洋、3回戦の大和南をいずれもストレートで下し、8強へ。4強入りを目指し迎えた準々決勝では横浜隼人と対戦。相手の向ってくる姿勢に圧倒され1セット目を20対25で落とした。後がなくなった2セット目、一時はリードするも、逆転を許し23対25で惜敗。上位8校に与えられる出場権を得て関東大会出場を決めた。同部の関東出場は、通算41回目で、県内最多となる。
部員数37人と県内でも有数の大所帯の同部。今年の同部は身長の高い選手は少ないが、レシーブで粘り、つなげていくのが特徴の守りのチーム。チームキャプテンの今村奈々美さん(3年)は「昨年、一昨年と関東では初戦で敗れてきた。県予選では精神面の弱さが出たので、全員で声をかけあって、チャレンジャーの気持ちでまず1勝したい」と意気込みを話した。
初戦の相手は埼玉県の花咲徳栄高校。中坂慎次郎監督は「持っている力を出し切るようなプレーをしてほしい」と話した。
3人が出場
伊勢原射撃場で4月27日行われた県予選には、エアライフル部門(ARS60MJ)とビームライフル部門(BRS60MJ)に71人がエントリー。荒木基励さん(3年)と久保田佑さん(2年)がエアライフル、平井爽太さん(3年)がビームライフル部門で揃って関東大会へ出場を決めた。
荒木さんと久保田さんが関東への切符を手にしたエアライフル部門は、75分の制限時間内に60発の玉を10m先の的に当て、その合計点(654点満点)で競う競技。一方、ビームライフル部門は、制限時間は45分で60発の合計で競う競技。どちらも高い集中力や体幹の強さなどが求められ、0・1点の差が順位を左右する。
荒木さんは603・8点で2位、久保田さんは575・1点で5位に入賞。平井さんは603・5点で6位に入賞し、関東への切符を手にした。
部長の荒木さんは「去年も関東には出場したが上位入賞の8人に入れなかった。今回は入賞を目指したい」、久保田さんは「自己ベストの600点が目標」、平井さんは「前回の関東では力が出せなかったので、今回は記録を上回りたい」とそれぞれの思いを語った。顧問の石塚靖夫教諭は「3人とも練習熱心。大会で良い結果を残してさらに成長してほしい」と話した。
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