2019年度の神奈川県優良産業人表彰(商工会)と、神奈川県優良小売店舗表彰の受賞者・受賞店舗がこのほど発表され、伊勢原市内から進士裕幸さん((株)進士製作所)、武田安司さん((有)武田旅館)、及川孝夫さん((有)及川製作所)の3人と、高橋米店(高橋成治代表取締役)の1店舗が選ばれた。
優良産業人
優良産業人表彰は、商工業の振興を目的に毎年行われているもの。
県内で企業を経営する事業主と、県内企業に勤務する従業員の中から、地域商工業の発展に寄与し、特に優れた人を表彰している。
37回目の今年は、県内18の商工会から、33人が受賞。11月7日に表彰式が横浜市内で行われ、黒岩祐治神奈川県知事から表彰状が贈られた。
進士さんは、金属プレス加工の(株)進士製作所で専務取締役。自動車や家電の各種端子の製造を手がけている。進士さんは「伊勢原工業団地にお世話になり45年。異業種研究会に所属して十数年が経ちました。今後とも商工会の発展とともに、会員の皆様と有意義な活動を心がけていきたいです」と話した。
武田さんは、大山の「大滝荘たけだ旅館」の代表取締役。受賞を受けて「県内第4の観光都市の指定、日本遺産登録、新東名の伊勢原大山インターチェンジ開設という追い風の中で、すばらしい環境に適合した旅館をこれからも営んでいきます」と話した。
及川さんは1971年に法人化した、板金・機械加工業、(有)及川製作所の代表取締役。経営の合理化や事業の発展に貢献した。「思いがけない賞を頂き、緊張しました。これからも地域発展とともに、頑張っていきたいと思います」と語った。
優良小売店舗
優良小売店舗表彰は、県内で中小小売業や飲食店を営む店舗の中から、真心尽くしたサービスと味や技が自慢の店舗を表彰するもの。44回目となる今年は、34店舗が受賞した。
伊勢原駅北口に本社を構える高橋米店は、市内大山山麓で収穫された地元米キヌヒカリを中心に、農家と消費者をつないでいる。高橋代表取締役は「栄誉ある賞を頂き、うれしく思います。長い間、地元のお客様に可愛がって頂いているので、これからも地元密着で続けていきたい」と話した。
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