コロナに打ち勝つ【2】
10年前に脳梗塞を患ってから毎日が自分との闘いでした。苦しい中でも人生を楽しむことを忘れないように心がけました。コロナ禍中で、脳梗塞の同病の方々はどう過ごされているのでしょうか? 前回につづき、お伝えしたいと思います。
――当時、言葉も上手く出ませんでした。焦れば焦るほどつかえてしまいます。数字の認識も苦手です。暫くは1と2の差さえ分かりません。短い文章さえ理解出来なかったのです。そこで考えました。俳句を始めたのです。17文字です。これなら出来そうです。ヘタ句でもいいじゃ有りませんか。なんとか続いています。
障害者は言葉では言えない遠慮が有ります。絶対転ばない事。転んで骨折でもすれば寝たきりになる可能性が有ります。注意して杖をつき歩きますがいつも怖いのです。私が「手をつないでほしい」というのは戯れ言では有りません。
同病の皆さん。私は59歳で発病し10年になりました。再発と思われる発作など何度か起こしています。申し訳ないのですが、その度に救急車を呼んでいます。脳梗塞は怖い病気です。再発しない事を祈ります。
遠慮なく、近くにいる人を頼りましょう。そしてコロナに打ち勝ちましょう。運動を忘れずに。感染対策を万全に、ともに頑張りましょう。
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