オンライン市民活動ウィークを開催するアイサポの代表を務める 名桐 一男さん 下平間在住 64歳
目標は縁の下の力持ち
○…伊勢原の市民活動を応援する「中間支援団体」を目指す「いせはら市民活動サポーターズ」(通称アイサポ)。コロナ禍で活動が制限されている市民活動を支援しようと、3月にオンラインイベントを企画した。「昨年はサポセンフェスタが中止になり、市民活動団体と市民の繋がりがなかった。こんな時だからこそ市民活動のアピールが必要なんです」と訴える。
○…愛知県出身。美術が好きだったことから高校を卒業後、上京し武蔵野美術短大でグラフィックデザインを学んだ。その後仲間と立ち上げたデザイン会社などを経て、フリーのデザイナーとして活動。27歳の時、知人を通じて「広報いせはら」を制作する話があり、伊勢原市とかかわるようになって、15年ほど広報紙を手掛けた。伊勢原には33歳の時に長女の誕生を機に移住した。
○…市民活動を知ったのは20年ほど前。市の市民活動を紹介するホームページの立ち上げに携わったのがきっかけ。10代の頃から人のためになる「良い人になりたい」と思っていたため、市民のために活動する団体を応援しようと、仲間とNPOを立ち上げた。その後、市に市民活動サポートセンターが設置されたため、NPOは解散。センターに職員として9年間勤務し、団体のサポートやホームページ立ち上げに尽力してきたが「もっと幅広く応援したい」と昨年退職。アイサポを立ち上げた。
○…デザインの仕事で心掛けていたのは、相手の求めているものを感じ取り、自分が前に出ないこと。アイサポの活動も同じで、縁の下の力持ちのような存在が目標だ。「実は負けず嫌いで、『できない』と言えない性格。依頼を引き受けた後に必死に勉強するんです」と笑顔で話した。
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