向上高校のソフトテニス部(女子)、バレーボール部(男子)、陸上部がこのほど県内各地で行われた県予選会で好成績を収めた。
その結果ソフトテニス部が6月4日(金)から栃木県内で、バレーボール部が6月3日(木)から埼玉県内で、陸上部が18日(金)から川崎市内で開催される関東大会への出場権を獲得した。
ソフトテニス部(女子)
4月24日、25日に行われたソフトテニス県予選会。試合は1ゲーム4ポイント先取の7ゲームマッチで行われ、女子個人の部に平田美鈴さん(2年)と岩田瑠愛(るな)さん(同)のペアが出場。3回戦を突破してベスト16入りし、関東の切符を手にした。同部の女子が関東に出場するのは創部以来初。
地区予選を突破した140組が出場した同個人の部。平田さん・岩田さんペアは、初戦こそストレートで勝利するも、平田さんが緊張と関東へのプレッシャーから、普段通りのプレーができない中、岩田さんがフォローし2回戦、3回戦を勝ち上がった。
平田さんは「県予選では力が出せなかったので、関東では自分らしく、楽しく納得いくプレーをしたい」とリベンジを誓った。
岩田さんは「関東を目標にしていたのでうれしい。本番までに課題を克服して、本来の攻めるプレーで満足のいく試合をしたい」と意気込む。
2人は5月29日(土)から行われる関東大会一般女子の部にも出場する。
バレーボール部(男子)
バレーボール部(男子)は、5月8日、9日に行われた県予選会で3回戦を突破しベスト8入りしたことで関東大会への出場を決めた。
各地区予選を勝ち上がった51校によって競われた同予選会。試合は3セットマッチで、同部はシードで出場。上溝との2回戦、2年生が緊張から固くなっていたが、経験のある3年生がチームをけん引し、ストレートで下し、3回戦へ。
迎えた3回戦の相手、桐光学園も接戦をものにしストレートで勝利。この時点で関東への切符を手にした。キャプテンの井畑晃一さん(3年)は「組み合わせが決まった時点で桐光学園を倒すために練習をしてきた。関東に出られてうれしい」と話す。
平均身長が180cmに届かないものの、ボールを落とさず、つなぐバレーで1点1点着実に得点を重ねていく今年のチーム。井畑さんは「チームの伝統である『ベストパフォーマンス』を胸に、関東では1戦1戦悔いのないように頑張りたい」と意気込みを話した。
陸上部やり投
5月15日、16日に行われた県予選会で関東大会出場を決めたのは、男子やり投の部に出場した葛西健斗さん(3年)。
長さ約2m50cm、重さ800gのやりを投げ、その距離を競うやり投種目。県内から同種目には49人が出場した。
予選で3回投げ、上位8人が決勝へ進む同部門。地区予選を勝ち上がり県予選会に出場した葛西さんは、予選で49m99を投げ、6位で決勝へ進んだ。
決勝では2投目で52m54を投げ、公式戦の自己ベスト記録である45m41から7m以上距離を伸ばし、一時4位に浮上するも、5位で関東大会への出場を決めた。
葛西さんは「練習では50m手前まで投げていたので驚きはないが、関東に出たいと思っていたのでうれしい。関東はインターハイ予選も兼ねているので、58mを目標にして、インターハイに出たい」と意気込む。
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