市内にある5つの中学校の野球部員らでつくる選抜チーム、伊勢原クラブが、このほど行われた中学生軟式野球の神奈川県予選会で3位に入り、明日13日(土)、14日(日)に栃木県内で行われる第24回関東・東北・北信越少年新人軟式野球大会に出場する。大会には東日本の各予選会を勝ち上がった、16チームが出場し、トーナメント戦で争う。
伊勢原クラブは、市内にある伊勢原・山王・中沢・成瀬・自修館中等教育の5校から、4人ずつを選び計20人で結成した全員2年生の選抜チーム。例年は、各学校の野球部単位でエントリーし、市予選会を実施しているが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止に。初めて選抜チームで、中ブロック予選会に挑んだ。
コロナ禍のため9月末まで練習ができず、10月に入ってからチームを結成した伊勢原クラブ。わずか2回の合同練習で臨んだ中ブロック予選会では、決勝戦で秦野市選抜チームを相手に、逆転で勝利した。
同チームの北村火秀(かしゅう)キャプテン(伊勢原中)は、「短期間でも打ったり守ったり、一人ひとりが成長することができた」と話す。
勢いのままに迎えた県大会でも、1回戦、2回戦を順調に勝ち上がった。勝てば全国大会出場を決める準決勝では、相模原市立相陽中と対戦。0対1の僅差で敗れ、3位決定戦に回ると、藤沢市立秋葉台中に5対3で勝利し、東日本大会への出場権を手にした。
目標は優 勝
同チームの代表を務める鎌田昇平さん(伊勢原中教諭)は、「これまでに4試合で先制されたが、逆転ができる勢いのあるチーム。選手個々の能力が高い」とチームを分析。監督の山口貴裕さん(同)も「委縮しないで勢いのある選手たちが集まっている。雰囲気も良く、短い期間でもまとまっている」と話す。
東日本大会に向けて北村キャプテンは「出るからには優勝したい。接戦になると思うので、どうやって勝っていくか楽しみ」と笑顔を見せた。
初戦は、明日13日の午前11時から、千葉県代表の習志野市立第一中学校と対戦する。
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