伊勢原市内にある市立中学校の生徒で構成する「中学生ヒロシマ平和の旅派遣団」のメンバー6人が7月22日、高山松太郎伊勢原市長を表敬訪問。8月5日(月)、6日(火)に平和学習として広島県を訪れるのを前に、派遣団として選ばれたことや、それぞれが学びたいことなどを報告した。
市は若年層の平和意識を啓発するため、市立中学校の生徒で構成する「派遣団」を広島県で行われる平和記念式典への参列や平和記念資料館の見学、ヒロシマ青少年平和の集いなどへ派遣してきた。
市は5月に市立中学校3年生を対象に平和作文を募集。応募のあった742点の中から、優秀賞と佳作を受賞した8人が派遣団に選ばれた。
派遣されるのは団長の西山佳佑さん(中沢中)、福澤彩花さん(同・副団長)、小杉菜々子さん(成瀬中・副団長)、阿部匠汰さん(伊勢原中)、徳田瑛太さん(成瀬中)、大畑志帆さん(山王中)、大山勇士朗さん(山王中)、清水杏さん(伊勢原中)の8人。
同派遣団は、平和記念式典の参列や平和記念資料館の見学に加え、被爆建物である本川小学校平和資料館や広島アンデルセンの見学も新たに実施。また「ヒロシマ青少年平和の集い」では、地元の中高校生らとグループワークを実施する。西山団長は「世界中で紛争が起きている中、自分たちの世代ができることは何か、未来に向けて何が必要か学んできたい」と話し、団長として「派遣団の皆で平和に対する意識を一つにし、多くの学びを持ち帰り、広く伝えたい」と意気込む。
派遣団の思いを聞き高山市長は「平和の尊さなど実際に見て感じたことを友人や多くの人に伝えてほしい。良い体験ができることを祈っている」と激励の言葉を送った。
8月23日(金)から25日(日)まで、市民文化会館で平和を祈念するパネル展示が行われ、派遣団による報告書などが展示されるほか、25日には平和作文の表彰式が行われる。午前10時から午後4時30分まで。
|
<PR>
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>