伊勢原市役所で9月30日、任期満了を迎えた高山松太郎伊勢原市長の退任式が行われた。
この日、大山学伊勢原市議会議長、中山真由美副議長をはじめ、幹部職員らが出席。議会を代表してあいさつに立った大山議長は「平成24年10月の就任から3期12年に渡り、財政再建、日本遺産の認定、伊勢原駅北口の再開発、小田急電鉄総合車両所と連携したまちづくりなど、未来につながる事業に職員の先頭に立って尽力いただいた。長い間、お疲れ様でした」と語った。
高山市長は職員を前に「皆さんの支えで今日を迎えられた。これから先、大変なことがまだまだ残っているが、今の伊勢原の職員の力を結集すれば必ず乗り越えられると信じている。これからは計画されたプロジェクトを見届けたい。心から感謝する」と述べた。
退庁する際、市役所正面玄関には職員や支援者ら約300人が詰めかけ、「お疲れ様」、「今までありがとうございました」の言葉とともに花束が渡された。高山市長は多くの人たちと握手を交わし、溢れる涙をこらえながら、庁舎をあとにした。
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