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「ゴミ拾いはスポーツだ」。伊勢原平成ロータリークラブ(宮本佳昭会長)の創立35周年記念事業として「第1回スポGOMI大会in伊勢原」が9月28日に開催された。参加者は46組約210人に及び、伊勢原観光道灌まつりや商工まつりを控えた駅周辺で102・66kgのゴミが収集された。
スポGOMIは企業や団体などが取り組む従来型のゴミ拾いにスポーツのエッセンスを加え、これまでの社会奉仕活動を競技へと変換させた日本発祥の新しいスポーツ。競技時間は60分、3人から5人でチームを組んで拾い集めたゴミは燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビン・缶、ペットボトル、たばこの吸い殻など100gごとにポイント化し得点を競う。
当日は伊勢原大神宮をスタート・ゴール地点として開催。伊勢原平成ロータリークラブが主催、伊勢原市、伊勢原市商工会、国際ロータリー第2780地区が後援、自修館中等教育学校、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ、伊勢原ロータリークラブや多くの地元企業の協力などで伊勢原の地で初開催された。
開会式であいさつに立った宮本会長は「クラブが目指す社会奉仕プロジェクトが今日、具体的な形となった。有意義な時間となり、地域の美化はもちろん、心もリフレッシュしてもらえれば」と語った。式では大町徹市経済環境部長、高橋宏昌商工会会長、国際ロータリー第2780地区の佐々木辰郎ガバナーからエールが贈られた。競技は自修館中等教育学校陸上部の選手宣誓でスタート。参加者は軍手をはめ、約1時間にわたり、ゴミ拾いを行った。
競技終了後には閉会式が開催され、上位入賞チームをはじめユニークチーム賞、スポンサー賞などが贈られた。栄冠を手にしたのは8・66kg、1141・5ポイントを獲得した深田設計事務所。同チームは「伊勢原のまちをきれいにするという達成感を味わえた。これからもまちづくりに貢献していきたい」と感想を述べた。
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