洗水馬場自治会(三浦曻会長)が11月17日、災害時の対応を確認するための防災訓練を実施、地域住民ら100人以上が参加した。
同訓練は巨大地震発生時の初動期の活動を確認するためのもので、伊勢原市危機管理課や消防本部などの後援で実施された。
訓練は震度5弱以上の地震の発生を想定、安全確保、火の始末などの避難準備、安否確認カードの貼り付けなどを行い、各世帯が第一避難場所へ集合。その後、自主防災隊本部が設営された洗水集会所へ集結し、被災情報の収集や会員の安否確認などを行った。
あいさつに立った三浦会長は冒頭で能登半島地震や台風10号の話題に触れ「災害はいつ起こるかわからないし、避けることはできない。おのおのが意識して心の中に危機感をもってもらいたい」と話した。
西分署署員による消火器の使用法の説明、的に向かって放水する訓練などを実施。集会所では災害時のタイムラインや自助、共助などに関するDVDの上映や講話、炊き出し訓練として非常食作成の実演なども行った。
三浦会長は「いざという時に自身の命を守る自助はもちろん、自治会内でお互いを助け合う共助の姿勢が大切」と語った。
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