市民による本格オペラ上演をめざす「綾瀬でオペラを!の会」が、今年度最後のワークショップを2月19日に開き、演者らが衣装づくりを学んだ。
このワークショップは2011年5月から毎月、メイクや小道具などテーマごとにプロの講師により開かれ、メンバーは本番に向けて準備を重ねてきた。
同会は市自主事業協会との共催で2010年3月に上演した日本語・抜粋版の「カルメン」公演後、同実行委員有志で、市民参加型・全仏語・オーケストラ演奏でのオペラ上演を目指し発足した。
オペラは芝居・歌・踊りを、オーケストラ演奏と合わせて上演する「総合芸術」。オペラ用設備「オーケストラピット」があり、音響も良い市文化会館のホールを最大限に活かす。同会では「綾瀬の方々に綾瀬で総合芸術を体感して頂き、市の文化活性の一助になれば」と話している。舞台監督やソリスト、指揮者らは日本の一線で活躍するプロが揃う。
演者も募集中
本番は6月10日(日)、綾瀬市文化会館で開かれる。出演者や協力者を現在も募集しており、「市民参加型オペラを作りたいので多くの方に参加してもらいたい。予備レッスンもあり、レッスンが少なくても出来ることはたくさんあるので、ぜひチャレンジしてもらえたら」とメンバーは話している。
問合せは谷原さん【電話】0467・76・4178まで。