綾瀬市の中学生硬式野球チーム「神奈川綾瀬リトルシニア」が現在開催中の「2012南関東支部秋季大会」でベスト16入りを果たし関東大会出場を決めた。全国常連チームなどが多く所属している同支部で、関東大会出場はチームにとって2年ぶり2度目の快挙。
今大会には神奈川県と静岡県の58チームが出場し、18チームが関東大会に駒を進める。
秋季大会は1、2年生の新生チームとして最初の公式戦。綾瀬シニアは1年生バッテリーを2年生メンバーが支える、これまでになかった体制で戦っている。8月26日に行われた初戦の大和シニア戦は6対0で完封。好スタートをきった。9月1日の2回戦では全国選抜大会で優勝経験もある強豪戸塚シニアを相手に、3対1で迎えた6回表の攻撃で満塁ホームランなどで一挙7点を追加し逆転。その後も2点を追加し10対3で関東出場権を獲得した。3回戦では東金沢シニアに5対1で敗れたが、現在は関東大会に向けて練習を重ねている。
出野一宜監督は「今年はバランスのとれた良いチーム。関東も1戦1戦大切に臨みたい」と話す。近藤南月(なつ)投手は「関東に向け練習に打ち込んでいます」と話し、大川貴大投手は「不安な時に先輩が声をかけてくれて心強かった」という。大村鉄兵捕手も「逆転されてから0点に抑える経験など南関東で成長できた」と大会を振り返る。
関東大会は10月初旬から、週末などに関東各地で行われる。
![]() 2回戦では満塁本塁打も
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