アジアの若手演奏家で構成されるアジア ユース オーケストラ(AYO)のコンサートツアーが、7月に香港で行われるリハーサルキャンプを皮切りに開催される。日本公演の開催地の一つとして綾瀬市が候補地に上がっており、AYO綾瀬公演を実現するための実行委員会発足会が、今月13日に市中央公民館で行われた。
AYOは、香港で生まれた非営利組織。コンサート運営は世界各国の個人・事業者の協賛金や寄付、チケット販売で賄われている。音楽を志すアジアの青少年に有名アーティストたちとの共演やツアーを経験させることで、優秀な才能を育成するのが目的だ。
毎年、中国・香港・台湾・日本・韓国・マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナムで行われるコンテストで選ばれた約100人の若い音楽家で構成される。これまでにアジアやヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアで307公演を行い、100万人の観客を動員しているという。
12年ぶり3度目の開催
今回のツアーでは中国、香港、台北での公演後、日本でファイナルコンサートが予定されており、すでに大阪ザ・シンフォニーホールと東京芸術劇場の2会場が決定している。綾瀬市は過去2回、1999年と2002年に開催した際の対応が高い評価を得ているため、再び候補地として名前が挙がった。
綾瀬公演を実現するにあたり、コンサートの企画・運営をはじめ演奏者の宿泊を受け入れるホストファミリーや協賛金の募集、チケット販売など、様々な準備が必要になる。過去2回の準備や運営は市文化会館自主事業協会の事業として行われ、市民有志がサポートするという形を取っていた。
しかし、今公演では市民が主体となり、実行委員会として全てを切り盛りする。これは東京・大阪にはない綾瀬市独自の取り組みで、市民自らが創り上げるオーケストラコンサートとなる。
AYO綾瀬公演を成功させる会発足
実行委員には文化団体・ボランティア団体・NPO法人のメンバーや個人など42人が所属している。13日の発足会では会長はじめ10人の役員が選出され、名称も「AYO綾瀬公演を成功させる会」に決定した。
会は全体の進行状況把握やAYO日本事務局・行政関係機関との連絡・調整などを行う「役員会」、事業宣伝、チケット・チラシ作成、当日の会場運営などを行う「コンサート運営部会」、ホストファミリーの募集や研修などを行う「ホームステイ部会」の3部会で構成され、今後は定期的に会議を開いていく。
会長に選ばれた内村由生子さんは、第1回公演時に市民有志の代表を務め、第2回時にも役員を担っている。「絶対成功させたい。とても素晴らしいオーケストラなので、ぜひ皆さんに聴きに来て欲しい」と意気込みを語った。
![]() 発足会の様子
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