大会に向けて意気込む片桐さん
海老名高校水泳部の片桐由（ゆう）起（き）さん（２年・綾瀬市深谷上在住）が、８月17日から京都府内で行われるインターハイに４００ｍ個人メドレーで挑む。７月に行われた関東大会で同種目の標準記録を突破したことによるもので、昨年に引き続き２回目の出場となる。
片桐さんは、水泳の国体選手だった母に手を引かれ、小学１年時に綾瀬市大上の水泳教室「トピレックスイムクラブ」に通い始めた。その後、小学４年時から現在まで、さまざまな全国規模の大会に出場し続けている。
初めての高校総体となった昨年も、４００ｍ個人メドレーで全国へ。しかし、受験のためにしばらく練習を休んだことが影響し、本来の実力を発揮できず、目標としていた成績には遠く及ばなかった。
悔しさバネに練習に熱
それから１年間、課題となっていたスタミナ不足を解消するため、通常の練習メニューにスポーツジムでの陸上トレーニングを追加したほか、食生活にも気を配るなどの工夫をし、徐々に調子を上げて行った。
片桐さんは「昨年は悔しい結果になりましたが、今年はレースを楽しんで、高校での自己ベストを出せるよう頑張ります」と大舞台を前に意気込んでいる。
同部の相川和俊顧問も「水泳に対して非常にストイック。今年は、インターハイ県予選の４００ｍ個人メドレーで優勝しており、調子が良いので期待しています」とエールを送った。
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