綾瀬西高校放送委員会の磯部浩希さん(1年)、露木紗奈さん(3年)、佐藤明珠奈(あずな)さん(3年)が、11月に神奈川総合高校(横浜市)で行われた「第30回神奈川県高等学校総合文化祭放送情報部門大会」の情報課題の部で優勝し、初の全国大会進出を決めた。同校は来年8月に広島県で行われる全国大会と、同7月に神奈川工科大学が主催する「IT夢コンテスト」に出場する。
自ら選んだ題材を研究・表現し発表する大会。アナウンス・朗読・オーディオピクチャー・ビデオメッセージ・情報課題・情報自由の部がある。
放送委員会が出場した情報課題のテーマは、「高校生が考える将来の情報技術の活用について」。現在の技術を基礎に「10年後、20年後に開発されるかもしれない製品」などを想像・構築し、プレゼンテーションする。研究内容や発表方法などが総合的に評価される。
3人が発表したのは、自分の1日の行動を客観的に振り返ることができる未来のメガネ「タップグラス」。考案者である磯部君の「イジメをなくしたい」という強い思いから生まれたアイデアで、顧問の千葉徹也教諭と話し合いながら現存する「ホログラム」や「ビッグデータ」などの技術を盛り込み、構築していった。
これを、互いを知り尽くした露木さんと佐藤さんの掛け合いでプレゼン。当日プロジェクター係だった磯部さんを途中で登場させるなど工夫し、1番の評価を得た。
同校では他にも後藤正陽(まさあき)さん(情報科学部3年)が情報課題で2位、佐藤直輝さん(同2年)が情報自由で3位、野利秋穂さん(2年)がアナウンスの部で奨励賞を受賞している。
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