意見広告・議会報告
信一郎流「ひとづくり」【2】 寄 稿 家庭での道徳教育はケイショク(敬食)から 笠間 信一郎
皆様は家庭での道徳教育を考える際、どんなことに取り組まれていますか。私は「食育」に大きなヒントがあると考えています。
「食育教育」の実績
食育は「食糧難」の時代に言えることで、今の豊かな『飽食の時代』『家族団欒の食卓が崩壊した時代』には、時代遅れであるかもしれません。
しかし、今テレビドラマで取り上げている長野県真田町(上田市への合併前)の元中学校校長・元教育長の大塚貢先生が、食育(給食改善)を徹底することで、学校の荒廃を解決し、学力を向上させ、成人の犯罪率をも低下させたという実績もあり、食育は道徳教育の道として十分に考え直される価値のあるものと考えています。
家庭が「道徳教育」の鍵
これは学校教育の例ですが、私は家庭での食育こそが子どもたちへの道徳教育の鍵を握っていると考えます。
今の家庭の食卓は「個食」「孤食」が進み、ただ食べ物を食べるだけの場となってしまっている現状があります。しかし、家庭での食事の時間は一つの空間に家族が集まる貴重な時間であり、一つのものを家族全員が分け合い共有することで生まれる一体感に、日本の家族の素晴らしさがあると考えています。
朝・夜の2回の家族での食卓の時間を大事にすることで、そこで両親とのコミュニケーションや家族のルールから育まれる規律・規範・道徳感が必ずあるはずです。
「敬食」で道徳教育深化
食育をさらに深化させ、子どもたちに「敬食(食を敬う)」精神を教え込むことができれば道徳教育はさらに深みを増し、学習へのつながりも十分に期待できるものと確信しております。
食育にこそ、学校教育を受ける前に体得しておかなければならない、その時々の時代に合った規律・規範・道徳観が必ずあるはずであり、私たちはそれを安易に学校に求めてしまっていることを、自省すべきではないでしょうか。
信一郎流「ひとづくり」【3】子どもたちの「気づく力」の養成と「ピカピカトイレ」
混雑する電車の中や駅構内でスマホから目を離さない人たち、世界中を闊歩している東アジアの国際的爆買い集団など、「気づく力」の劣る人は傍若無人に、身勝手に振る舞っています。
鉄道駅の無い綾瀬で見られるパターンは、小中学校で学習環境を破壊し続けるいじめっ子、非行生徒で、こういう子どもたちは「周りの人に気づくことがない子、気配りができない子、思いやりやおもてなしの気持ちが身に着かない子」であると言えます(ビジネスの世界では、これは観察力という重要な資質です)。
この種の子どもたちに対する処方箋は、「グローバリズム以前の半世紀前の日本」には沢山あったと思います。そのうちの一つは、「トイレ掃除」です。
「ピカピカ掃除」で学ぶ「思いやる心」
学校でも家庭でも、トイレの便器、床、壁、天井まですべて雑巾でピカピカに磨き上げさせることです。この実践授業(家庭ではお手伝い)に終わりはありませんし、ピカピカ度の到達点もありません。「ピカピカ磨き上げ」は日本人にとって「道」であり、「道」徳教育の核心的な一つと言えるでしょう。
「掃除に学ぶ」をモットーにするあるNPO法人が…「トイレ掃除は、【1】謙虚な人になれる【2】気づく人になれる【3】感動の心をはぐくむ【4】感謝の心が芽生える【5】こころを磨く」と、ネットに発表されています。
訪日した外国の要人が、日本の「掃除」を絶賛し、帰国してからすぐ実践させたという話も目新しいことではありません。特に人が嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなります。
今の私の願いは綾瀬の15小中学校すべてに、誰もがピカピカ磨きをしたくなるような「道徳教科用総ヒノキ造りのトイレ」を作ってあげたいというものです。
この意見に反発をされる方は多いと思いますが、そのような方は是非、【1】「敬食」の精神は「ケイショク(敬厠)」の精神や、「食べ物を大切にする」精神と連動する事、【2】寺社でトイレの神様のお札を売っている事、【3】いつも一人でトイレ掃除をしている小中の校長先生の話をしばしば聞くことがある事…などを、道徳教育的見地からご家族で話し合っていただきたいと思っています。
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笠間信一郎
神奈川県綾瀬市寺尾西3-11-43
TEL:0467-78-0105
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