冒険遊び場「ドリームプレイウッズ」(深谷中7の3071)が開森15周年を迎え、これを記念した「ハマラカ祭」が7月9日に同遊び場で開催された。イベントでは記念式典が執り行われ、プレイウッズの歴史や取組み、実績などを紹介。管理運営委員会の澁谷敏夫委員長は、「15周年は通過点。これからは団体として、綾瀬市全体への動きができれば」と決意を新たにした。
ドリームプレイウッズは、2600平方メートルほどの広さをもつ子どもたちの自由な遊び場。「ケガと弁当は自分持ち」を基本理念に、自由な遊びや自主性、協調性、創造性を育む拠点として1日平均60人、年間延べ2万人が利用している。
遊び場を整備・運営する実行委員会には平均年齢約63歳の54人が所属し、定期総会・全体会議・新聞発行・ホームページ運営をはじめ、子どもたちの見守りや遊具・設置物の修理、草むしり、園芸作業などを15年間欠かすことなく続けてきた。また、筍祭りや子ども研修会、キャンプ、収穫祭、門松作り、餅つき大会などのイベントも定期的に開催している。
こうした長年の取り組みから、ドリームプレイウッズは内閣総理大臣表彰を昨年12月に受賞している。地域住民が力を合わせ保全・整備を行ってきたこと、これにより利用者・運営者双方の異世代間・地域間交流が創出されたこと、活動が地元に深く浸透していることなどが評価につながった。
交流の場として役割を実感
当日、式典には見上修平副市長や武藤俊宏綾瀬市議会議長、鈴木定公中村自治会長など来賓をはじめ、地域住民らも出席した。
あいさつに立った澁谷委員長は「ここまでこられたのは近隣のご理解と、活動趣旨に賛同し支援してくださった周囲の方々の協力があればこそ。活動が浸透し、一つのコミュニティの場になりつつあると実感している。15周年はあくまで通過点ですので、今後はこの地域だけではなく、綾瀬市全体への動きができれば」と、感謝の言葉とともに抱負を述べた。
式典後には赤飯やジャガイモ、トウモロコシが振る舞われたほか、流しそうめんや腕相撲大会、的当てなどのゲームに大勢の子どもたちが参加。おなか一杯の食事と遊びを、心ゆくまで楽しんでいた。
![]() あいさつする澁谷委員長
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