
古塩政由市長と市早川春日原土地改良事業協会(内藤昭宏会長)、大久保仁JAさがみ綾瀬営農経済センター長、綱嶋洋一県議らが7月5日、黒岩祐治神奈川県知事を表敬訪問し、同事業の採択の謝意を伝え早期完成を要望するとともに、同事業地内で生産されているトウモロコシの販売状況などを報告した=写真上・右側。
同事業では、2024年度までに早川春日原地区の農道及び井戸ポンプの整備が行われる。同地区の農道は未整備の箇所が多く、雨天時にはトラックがぬかるみにはまるなど出荷に影響が出る事案が見受けられていたが、これにより耕作放棄地の減少や農作業の効率化、農作物の安定的な生産、集荷の安定などが期待されている。
内藤会長は、「トウモロコシやレタスの収穫量が今以上に増加するようがんばりたい」と抱負を述べた。
また、6月28日には市園芸協会トウモロコシ部会(山田英毅部長)のメンバーが、市役所1階市民ホールでトウモロコシの臨時販売を行った。
2回目となった今年は、初開催の昨年を大きく上回る850本を販売。開始時間には100人を超える行列ができ、わずか1時間ほどで完売した。
翌29日には、同部会がトウモロコシの大生産地である北海道のスーパーでも、販売促進活動を展開している=写真上・左側。試食をした買い物客から、「甘さに驚きました。北海道でとれる前から美味しいトウモロコシが食べられて嬉しいです」と、好評価を得た。
![]() 臨時販売会に参加した子ども
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