市内にロケ誘致を行うための官民一体組織「綾瀬ロケーションサービス(LS)」が、東京都の都市センターホテルで行われた「第1回ロケツーリズムアワード」で、地域大賞を受賞した。ロケ地を活用し地域を盛り上げる取り組み姿勢が、全国の模範となる自治体として選出された。
ロケツーリズムアワードは、ロケ地に選ばれた場所を活用し、効果的に活性化に繋げている地域と組織が表彰対象となる。観光庁後援で今年初めて設立された賞で、綾瀬市のほかに「逃げ恥」で使われた物件をもつNTTグループ「デイ・ナイト(株)」が企業大賞を、「君の名は。」の舞台となった岐阜県飛騨市が最優秀賞に選ばれている。
今回、綾瀬市は使用申請に苦慮する「シーン写真入り」のロケ地看板を全国で初めて設置したことや、各種メディアに取り上げられるなど「イケメンが集まる街のブランディング化」に成功し、全国のロケツーリズム発展に貢献した点が評価された。また、官民一体の組織作りや、撮影における三種の神器の徹底、市長公約による継続なども受賞のポイントになった。
これを受け古塩政由市長は、「何もないまちがロケ誘致に挑戦し4年。『綾瀬がどこにあるのか』から始まり、素晴らしい賞をいただけたことは感無量です。ロケを受けるためのプロセスにおいて官民一体でおもてなしを行い、誘致についてはある程度実績を重ねましたが、ロケツーリズムの取り組みは始まったばかり。これを励みに、もっと新しいものを作っていきたい」と展望を語った。
その後、レセプションパーティーでは各地のご当地グルメが振る舞われ、綾瀬は「あやせとんすきメンチ」とバラの酵母を使ったパンでコラボしたバーガーを試験的に提供。古塩市長はパンの製作者や映画監督、各地域の担当者らと交流し、市をPRした。
![]() ご当地グルメもPR
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