吉岡神明社でかねてより再建が進められていた弁財天宮が完成し、16日の例大祭「かすが祭り」でお披露目される。
正確な資料は残っていないが総代代表の清水盛雄さんによると、「再建前のものは昭和初期くらいからあったのではないか」という。調査したところシロアリや腐食などで老朽化が進み、深刻な状況だった。
昨年鎮座400年を迎えた歴史ある神社の一部として残すため寄付を募った。目標だった300万円の浄財が集まったため、御霊を一時本殿に移し工事が進められていた。
宵宮祭とかすが祭り
前夜祭となる15日の宵宮祭は、午後1時から幼稚園・保育園児のぬり絵を展示。綾西幼稚園と春日幼稚園に吉岡保育園を加え、規模を拡充した。また、例年の囃子演奏に加え、親子で楽しめる催しとして「スーパーボールすくい」「めだか無料配布」「手持ち花火大会」を午後6時から実施する。
16日の本祭は、神社を勧請したと伝えられる春日局にあやかり、今年から名称を「かすが祭り」に。午後3時からこどもコーナーが始まり、5時にはぬりえ展の表彰式が執り行われる。
その後、7時45分に万燈神輿と子ども神輿が巡行。今年は宮発ちし、神社のそとを練り歩くという。午後8時20分から、豪華景品を取り揃えた大抽選会も行われる。
問合せは清水さん【電話】0467・78・2122へ。