共同カイテック株式会社(本社・東京都渋谷区、吉田建社長)がこのほど、綾瀬市の企業立地奨励金による奨励金制度に認定された。7月25日に同社の吉田建社長らが市役所を訪れ、古塩市長から認定書の交付を受けた。
同社は電力幹線システムのバスダクトで国内シェア第1位。需要拡大を受け綾瀬市大上に施設用地7495平方メートルを確保し、2020年5月の稼働開始をめざす。綾瀬工場の稼働により約50%の増産を見込み、現地採用は40人程度となる見通し。バスダクトの売上は年間約61億円という。
市は同社に対し条例に基づく企業立地奨励金や雇用奨励金を交付し、税制上の支援も行う。
吉田代表は「幸運にも既存工場の近隣に希望する敷地が得られた。製造の一本化を図り効率アップにつなげたい」とした。