県政報告 所属委員会における活動内容 神奈川県議会議員 つなしま洋一
県議会では限られた会期中に多くの議案や請願・陳情等を審議するため、本会議議決に先立ち専門的かつ詳細に審査する委員会を設置し、常任委員会はそれぞれの所管事項調査や本会議から付託された議案、請願・陳情を審査します。
今年度私は「産業労働常任委員会」に所属し、県内産業や労働、その他産業労働局等の仕事についての審査業務に取組んでいます。第2回定例会では次の事項について議論されました。はじめに「かながわスマートエネルギー計画」において重要な太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマス等の再生可能エネルギー等導入加速化、導入事業者等が積極的に取組める環境づくり、国へ再生可能エネルギー等導入促進方策の積極的提言を要望しています。次に、地域特性を生かして高付加価値を創出し地域事業者に相当の経済的効果を及ぼす「地域経済牽引事業」を促進目的とした国の「地域未来投資促進法」に基づき、県が基本計画を作成・運用から1年経過した現在、地域経済牽引事業計画数が順調に推移していますが、今後とも地域特性を踏まえた幅広い産業分野で地域経済牽引事業が創出されるよう要望しています。また「さがみロボット産業特区の取組」では、生活支援ロボット実用化に向け効果的事業とする必要と、県民生活の安全・安心や地域経済活性化に繋げるよう提言しています。
さらに「新たな企業誘致施策の素案」では、県内企業の発注・雇用創出等県経済発展に企業誘致は重要で、県内企業再投資支援や企業誘致課題解決の為のよりよい制度とした新たな施策で企業誘致早期取組開始を要望しています。他に「就業支援の取組」「ベンチャー創出・育成拠点設置」「企業経営の未病改善の更なる推進」「産業技術短期大学校の取組」「大涌谷周辺噴火レベル引上げに伴う対応」「商店街キャッシュレス化の取組」について要望・提言をしています。
また私は「社会問題・安全安心推進特別委員会」にも所属し、災害に強いまちづくりや交通安全対策、米軍基地問題、2025年問題(団塊の世代が2025年頃迄に後期高齢者に達し、介護・医療費等の社会保障費急増が懸念されている問題)に向けた取組等を調査しています。
第2回定例会特別委員会では「神奈川県地域防災計画(地震災害対策計画)」「被災地・被災者支援」「大涌谷周辺の火山活動に関する案件」「令和元年度の主な防災訓練予定」「津波災害警戒区域指定に向けた案件」「市町村消防広域化に関する案件」「神奈川県石油コンビナート等防災計画」等について議論を行いました。
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