あやせ楽屋帳vol.11
神崎遺跡について▼東海道新幹線と田園風景が見渡せる吉岡の高台に神崎遺跡がある。2011年2月に国史跡に指定されたこの遺跡は、弥生時代後期の人々の暮らしを今に伝えている。神崎遺跡で出土した土器の95%が西遠江産であることから、現在の静岡県磐田市周辺から集団で移住してきた人たちの営みがここにあったと考えられている▼神崎遺跡には2018年までに史跡公園と資料館が整備されている。新幹線が見渡せるこの場所は、点検のための黄色い新幹線車両「ドクターイエロー」の撮影ポイントとしても有名で、毎月の通過時刻には全国から鉄道撮影マニア「撮り鉄(とりてつ)」が訪れる▼神崎遺跡の近くには、田んぼやごみ処理施設の高座クリーンセンターがあり併設の環境プラザには土器も焼ける陶器窯や煮炊きができるキッチン、一帯が上空から見渡せる展望室もあり、高座豚の豚舎もある。行政の文化、観光、農業、環境の各分野が連携すれば綾瀬のホットスポットになるだろう。史跡とはいえ、静かに保存すればいいというものではない。
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