綾瀬市商工会(笠間茂治会長)の賀詞交歓会が10日、オーエンス文化会館で開かれ、経済界や行政、議会などの関係者らおよそ200人が顔を合わせた。
出席者を前にあいさつした笠間会長は、深谷中の旧町役場跡地で建設を進めてきた新商工会館の完成を報告したうえで「商工業者のみならず市民の皆様との交流、情報交換の場、さらには情報発信の場としていきたい」と述べ、新会館の運営に意欲を示した。
あわせて昨年末に国から認可を受けた外国人技能実習生の受け入れ機関としての機能についても触れ「今年は10人ほどの受け入れからスタートする。国際社会における日本の技術のあり方にさらに磨きをかけられるよう取り組みたい」とした。
この日は古塩市長、綱嶋県議、甘利代議士らも来賓として出席した。甘利代議士は「国には中小企業向けの補助事業が多々ある。現場の声を聞きさらに使いやすい制度にしていくので、積極的に活用してほしい」とあいさつした。