市内にロケ誘致を行う団体ブタッコリ〜ロケ隊(ブタロケ隊)が市の代表として出場した全国ふるさと甲子園で、「行きたいまち5位」に綾瀬が入賞した。結果を受け比留川実総合リーダーは、「”何もない”から始め、ようやく一つの結果が出た。メンバーのモチベーションにも繋がる」と喜びを語った。
ふるさと甲子園は観光庁や総務省などの後援で、地域活性化を目的に今年初めて東京都内で開催された。映画やドラマのロケ地になった55の地域が観光PRやご当地グルメ、特産品販売で競い、来場者投票で「行きたくなったまちNo.1」を決めるものだ。
綾瀬市は初撮影作品「エイトレンジャー2」でエントリー。開発中のご当地グルメ「あやせぶたメンチ」や高座スイカ、みそまんじゅうを披露し、ブタロケ隊メンバーと市職員、笠間城治郎市長らがPRを行った。
グランプリを受賞したのは兵庫県淡路島。静岡県河津町、青森県、愛知県蒲郡市と続き、「あまちゃん」の岩手県久慈市や「八重の桜」の福島県会津若松市、「男はつらいよ」の愛媛県伊予市などを抑え、綾瀬が入賞を果たした。
「まさか入賞できるとは思わなかった」と、市商工振興課は話す。今後は、まち興しの核であり来年度販売開始を予定しているご当地グルメの完成や、更なる知名度向上に向けた情報発信など新たな課題に取組んでいくという。
着々と上がる撮影実績
綾瀬市では映画やドラマを誘致する取組み「綾瀬ロケーションサービス」に昨年4月から取組んでいる。ブタロケ隊はこの核となる市民有志団体で、ロケ受入れやグルメ開発などを行っている。
実績は開始1年半で問合せ330件、決定43件。市内撮影物件やエキストラの登録も徐々に増えつつあり、知名度・活動ともに広がりをみせている。
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