生蘭高等専修学校卓球部が、8月1日から3日かけて東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた定時制・通信制高等学校全国大会の男子団体で優勝した。出場選手は大山将人さん(2年)、大山流清さん(1年)、小幡光輝さん(同)、岩城澪さん(同)の4人。同校で卓球部の全国優勝は初の快挙となる。
全国高等学校定時制通信制体育大会卓球大会は、各都道府県予選を勝ち上がったチームが出場する。今大会には50チームが駒を進め、生蘭専修高等学校は神奈川県代表として、初めて全国の舞台に挑んだ。
大会前、「緊張せず、自分たちの力を出せるよう調整したい」と話していた選手たち。大会初戦では緊張のため上手く体が動かなかったというが、声をかけ合い、1セットごとにアドバイスし合うなどチーム一丸となって粘り強いプレーで白星を重ねていった。
2日目には会場の空気にも慣れ、徐々に足も動くように。「今回の山場だった」というベスト8入りをかけた滋賀県のチームとの試合と、準決勝に駒を進める京都府のチームとの試合で勝利を収め、その勢いのまま優勝を勝ち取った。
「周りは騒いでいたけど、とにかく一生懸命プレーしたので実感がない」という選手たち。全員が1年生と2年生なため、来年もう一度全国に挑むことができる。「今年はチャレンジャーでしたが、来年は追われる立場。シードで2日目が初戦となるので、調整も重要になる。自分たちの卓球を楽しみつつ、連覇を狙いたいです」と声を揃えた。
綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|