高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる 永野 貴義さん 46歳
いつも『わくわく』を
○…「#高座クリーンセンター環境プラザ」「#ドクターイエロー」「#海老名市」「#綾瀬市」「#座間市」─。画像を駆使してSNSで施設の存在をPRし、毎月のイベントも告知している。手作り感のあるチラシからは熱量が発露し、楽しさを予感させる。綾瀬市と海老名市、座間市の3市から出されるごみを日夜焼却する高座クリーンセンターの付帯施設「環境プラザ」の施設長になりもうすぐ1年。「当面の目標は存在を知ってもらうこと」
○…東京都新宿区に本社を置き全国の公共施設で指定管理者業務を担う「Fun Space株式会社」の社員として環境プラザに勤務している。ここを担当する以前は隣接する温水プールで館長を務めていた。「会社の経営指針に『わくわく』という言葉があり、それを実践してきました。今度の施設はプールのように人は来てくれない。だからこそ情報発信が大切」なのだという。
○…海老名市出身。大学卒業後に旧建設省の外郭団体に就職し、ブランディング会社に新境地を求めた。自治体や経済団体との連携で都市計画やまちづくりに携わり、気仙沼や与那国島など現場で地域活性化に取り組んだ。「今はあまり地域に出ていけていませんが、これからは積極的に出てみたい。環境プラザの運営も地域との相互関係が大切」と考えている。
○…5歳の娘のパパでもある。「かわいいですね。休みの日はずっと遊んでいます」と、自然に顔がほころぶ。環境プラザ3階の「エコキッズパーク」には訪れる子どもたちの声が響き、「新幹線にドクターイエローが通過する日は展望室に撮り鉄さんが来てくれる。今日はいつもより多かった」。そんな『わくわく』の兆しに日々、喜びを感じている。