愛川町を中心に活動するサッカークラブ「ハリマオSC」が11月23日、神奈川工科大学サッカーグラウンドで行われた第21回幾徳杯少年サッカー大会(4年生大会)で優勝し、3連覇を達成した。
この大会には12チームが出場した。ハリマオは11月22日に行われた予選リーグを1位で通過し、決勝リーグは準決勝から登場。準決勝ではクレセールに1対0で競り勝ち、決勝の相手は荻野サッカー少年団が勝ち上がってきた。決勝戦では荻野が優位に立ち先制ゴールを許すが、懸命に追いつき勝負はPK戦に。緊張のPKは4対3でハリマオが勝利。3連覇を決めた。
また、11月16日と23日には、秦野市立本町小学校で第33回県央少年サッカー大会(5年生の部)が行われた。
厚木市代表として南毛利SCとともに出場したハリマオは、初戦に優勝候補と目された伊勢原市のリトルジャンボと対戦。熱い攻防はスコアレスのPK戦になったが、集中力を切らすことなく勝利した。2回戦の秦野本町SC、準決勝の北の台SCもPK戦までもつれこんだが、勝利を重ね決勝に進む。
伊勢原市のFCしらゆりとの決勝戦は、攻守が目まぐるしく入れ替わる好ゲームとなった。一進一退で互いに譲らず、試合は10分間のVゴール方式の延長戦へ。延長開始5分、ハリマオがコーナーキックを獲得し、これをヘディングでゴール。劇的な勝利で栄光を掴んだ。全力を出し切った選手たちは大粒の涙を見せて勝利の喜びを噛みしめた。
二大会で好成績を残したハリマオ。齋藤増雄監督は「夏のトレーニングや遠征を通して選手は成長し、チーム一丸となったハリマオの粘り強い戦いができた結果だと思います」と話した。
![]() 白熱の5年生大会
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